【神保町の10坪店舗 (路面店) 】“お客様の言うことにノーはない”圧倒的な接客力を武器に1.4年で2店舗めを予定している春日亭を訪問!

ー 小山オーナー

いつかは自分でラーメンのお店を持ちたいと野心を持ちつつ、つけ麺屋さんで働いていたものの
ラーメン・つけ麺ブームの真っ最中で、競合も多い。ここにどうやって食い込んで行こうかと試行錯誤をしていた時、まだ流行る直前だった油そばに注目し素早い判断で路線変更を決意し、
春日亭の1号店がオープンして間もない時に入社。そして約7年の修行の後、のれん分けで神保町にオープン。わずか1.4年で、次の店舗を五反田でオープン予定。

とりとん油そば(680円)

とりとん油そばが一番ですね。明大が近いんですけど、大学生から社会人もみんなとりとん。
5種類くらいあるけど、7割以上はとりとんです。とりとんとはその名の通り、鶏ガラと豚骨を合わせたダブルスープのダシ。その麺を食べ終わった後、卵かけご飯を残りのタレに絡めてがやばい。チャーシューの煮たダシからかいしを作っているので、とてもコクがある。また、見た目に寄らず、思っているよりもあっさりしていて食べやすいんですよ。なので最近は、女性も付いてきてくれてます。1人でくる人も4〜5人の集団で来てくれる人たちもいらっしゃいますね。

ー そのエリアと場所を選んだ理由を教えてください。

明大前駅でやっていた時位に、大学生に対しての確かな手応えと、アルバイトの雇用が容易になるメリットを考え、明大の別キャンパスがある神保町に目をつけました。1Fは6席、2Fは8席。エリアとしてはオフィスも多く、本の街というところもあり、大きなターミナル駅と比べてお客様の質はとてもいいですねー。

 

ー 開業時、大変だったことは?

色々ありましたね。オープン当初は、約半年間は自分も毎日立っていて、いろんな悩みがあった。
通常の店舗だと外に並んでもらうものの、2Fまで席がある神保町では2Fの階段や1Fの中にも6名くらい並ばせてる必要があったりして、この一番効率のいいオペレーションを作るのに苦労した。今ではもう慣れてやりやすくなってますけどね。ただ、大学の前なのでお客様の大きな割合が学生なんですが、オープンの月がちょうど大学の長期休暇と被ってて、これはどうしようかとなりましたね。(笑)今では、おかげさまでどの時期でもある程度安定するようになりましたけどね。

春日亭 神保町店 1F 6席

春日亭 神保町店 2F 8席

この神保町の店舗を決めるときも、何度もシミュレーションしましたよねー。この廊下が椅子置いた上での通路が何cm残ってるからいける、とかってメジャー測りながら(笑)、上司と一緒に相談してもらって。『あの椅子』が無ければ上司からのGOはなかったですね、、ほんと助かりました。

ー『あの椅子』って?

シュミレーション用に持参した春日亭の椅子を置いてみたのですが、人が全然通れなくて、これはダメだとなってしまって。。その時、中城さん(10坪不動産営業担当)がとっさに隣のカメラ屋さんの丸椅子を借りてきてくれて、「これならいけますね!」と話してくださり、それでOKが出たんです。今となれば笑い話ですが、本当に肝が冷えましたし、決め手は中條さんと言っても過言ではないですね。笑

ー 10坪ならではの良さって?

全てが楽しいですね!うちは、常連さんがほとんどで回ってて、コミュニケーションがとても気持ちよくて、楽しい。狭いからこそ、お客様との距離が圧倒的に近いんですよね。
ポイントカードを売りにしていて、それがアプリになったんですけど、その移行の案内って、わかりづらいものだったりもするのですが、それもまた一つのきっかけになったりしてて。距離が近いので、案内もとてもしやすいんですよ。
昨日も、入ってきたら『どうも毎度ー!あれ?最近来なかったですよねー?』なんて声かけると、『いやいや、一週間ぶりくらいですけどねー』なんて話して。笑
そんなやりとりもこの10坪ならではな気はしますね。
大学がすぐ近くなんで、長期休暇とかに入ると常連の顔ぶれも時期によっては少し変わったりして、またそれが終わると、ご無沙汰してまーす、とか、本当に常連さんと気持ちいい会話が多いです。

 

ー 10坪ならではのあるあるとかってありますか?

狭くて悪影響が出ていることは一つもないのですが、強いていうなら、なぜかアルバイトが部活してたりして僕と同じかそれ以上の、身体の大きい子が入ってきてくれていて。席数取るために厨房はできるだけ狭く作っているので、営業中、キッチンなんかですれ違うのが、ガチャガチャしちゃいますね。なので、厨房内ではめちゃくちゃ仲良く一体感が生まれます。むしろギクシャクするとめちゃクチャやりにくくなるので。笑

 

 

ー お店として大事にしていることは?

お客様の希望されることにノーはない』をモットーにサービスを提供しようと伝えています。
団体客で来られる際、自分でどのメニューを頼んだかわからなくなって、ご提供しようとしたものが違うと言われるケースがあったりするんですが、どっちがあってるあってないなんてどうでもよくて。お客様も気分悪くされてしまいますし、無駄でしかないので、全てこちらの責任として受け入れて、追加サービスや他の提案をしてお客様が満足いくように心がけていますし、スタッフにもそれを意識させてますね。

 

ー これからの展望を教えてください。

油そばは3店舗くらいまで広げて、そのあとは別の業態をやりたい。やきとん屋や焼き鳥屋さんで、赤提灯の昔ならではの立ち飲み屋さんをやりたいんですよねー。こじんまりしていて、一人で仕事帰りにふらっと寄れるようなところが欲しいですね。

 

ー 開業を目指す人へ

そんなに偉そうなことは言えないのですが、やはり10坪くらいの良さは、この狭さならではのお客様との距離ですよね。その距離感を一番、大事にしてほしいし楽しんでほしいなと思います。  

あぶらっしゃいませ!と気持ちの良い挨拶、入ってからすぐポイントカードの説明を丁寧にしてくださり、距離が近いがゆえの独特の距離感が愛される理由だなと感じました。五反田の新店舗も絶対上手くいくだろうと確信しました!

 

【※取材店舗情報※】

店舗名:油そば専門店 春日亭 神保町店

住所:〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-10-38 弥生ビル26

店主:小山 雄治

営業時間:月~木 11:00~23:00

     土 11:00~24:00

     金 11:00~23:00

     日・祝 11:00~22:00

電話番号:03-3233-8803

定休日:無休

http://www.kasugatei.com/

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